福岡の雑誌に載らない名店紹介!【蕎麦屋・天ぷら屋】

こんにちは、URUFUの前川です。(^_^)

世間はお盆休みモード、うちは少し動きがある物件もあるので、特にお盆休みを設けず活動中!とは言っても、やっぱりお盆だし問い合わせの電話も少なめ。今日のブログも、お盆っぽくゆる~く。くだらな過ぎて編集部にカットされるかも・・・。( ゚д゚)

サラリーマン稼業は、毎年毎日同じような生活パターンになってしまいます。このブログで去年の今頃は何を書いていたのか見てみると、、、想像通り、何のひねりもなくビール片手に高校野球か。( ̄▽ ̄)

独身組の過ごし方か。。未だに僕、前川は独身です!(^_^)b


球児たちも、こんな暑い中毎夏すごく頑張っています。応援の人達もすごい!名物のバックネット裏のラガーおじさんはいない、、えっ・・ いない!?世の中変化することもあるようですね〜。(ラガーおじさんとググってみてね)

モロッコ人は暑い中、さらに暑いコーヒーを飲むそうです。熱を取り込み、体の熱を下げる生活の知恵です。自分も、これを思い出し信号待ちで暑い時に、わざと灼熱地獄を想像して身体を冷やそうとします。



・・・冷えません。まったく。汗かくだけ。


やはりこういう時は、蕎麦でしょう!!
福岡は、ラーメンそれから蕎麦よりも、うどん文化ですので、美味しい蕎麦屋を見つけるのは難儀です。
先日サイクリング中、腹が減ったので定食屋を探していると、ある蕎麦屋を見つけました。暑いし近くに他に目ぼしいお店が無かったので、ちょいと入ってみました。

家族経営なのか、主人と店員の3人で、席に座って肘でもついて高校野球を見ていました。私が入店すると、一斉に立ち上がり"いらっしゃい"、くつろいでいる所邪魔して申し訳ない気持ちになります。m(_ _)m

客は他にいないので、程なく蕎麦の定食が出てきます。客は1人、店員3人何とも食べにくい環境・・・。

作業が終わったら、さっきみたいに高校野球でも見ててくれればいいんですが、テレビの配置が自分の方向だから、それも食べにくい!

肝心の蕎麦も店先には手打ちと謳っていたが、さてさて。

いや、味・風味よりも・・・、何せ蕎麦の麺が長い!、長すぎて立ち上がらないと最後が出てこない!



ざるの上でどうにか巻き巻きできないか工夫するも、、、やはり切れ目がない!切れ目がない上、長いので、最後は、ツユ器から蕎麦がはみ出した状態で食べることに。蕎麦の二見ヶ浦!(ググってみてね)これでは、席はあるのに立ち食い蕎麦ってもんです。従業員3人いたら誰かが気付きそうですが・・・。ミニ親子丼は美味しかったです(^_^)

さて、気持ちを入れ替えて、逆においしい蕎麦屋さんの紹介です。車を出して、山や水のきれいな所に行けば、信州じゃなくてもおいしい蕎麦屋、食べる環境のいい蕎麦屋というものは九州、福岡にもあります。
しかし、晴れた休日今日の昼は何にしようかな、という時に気軽に行ける近場の蕎麦屋があるといいものです。そんな近場の蕎麦屋さんのご紹介。



蕎麦切り かんべえ

【住所】福岡市中央区梅光園1-1-1
【営業時間】11:30〜14:30
17:30〜21:00(OS)
【定休日】日・第三月曜日
【電話番号】092-732-3569

市営地下鉄「六本松」駅から徒歩数分の蕎麦専門店。カウンター10席ほどの自分が好む店の広さ、最小限のシンプルな店内。


会社からは少し離れるので休みの日にしか利用しませんが、床屋で散髪した後に持ってこいの私の生活圏内の近さ!
昼は、昼酒と称した1杯500円と普段より少し割安に設定された店主選定のお酒(数種類から選べます)を最初に頼みます。

付け合わせに蕎麦みそが付いてきますので、チビリチビリと昼から1杯だけひっかけます。お天道様が沈んだら何杯でも呑むわたしですが、陽が上がってるうちは控えめの1杯!

そのうち、昼御膳のサラダと炊き込みご飯がやってきます。お酒にご飯というのも何ですが、漬物なんかもあてにして意外とここではいけるものです。

炊き込みご飯も食べ終わる頃、蕎麦が出てきます。きれいに光った艶やかな蕎麦。崩すのがもったいないくらいのきれいな盛りかた!


蕎麦つゆは、ほんの1cmほどが蕎麦猪口に注がれていて、刻みネギやワサビは付いていません。薬味は、水気を切った辛めの大根おろしのみです。シンプル〜!

蕎麦つゆの嵩が低いことで、箸で掴んだ蕎麦の先だけをつゆにつけて、鼻で蕎麦の味を堪能しながらのど越しを味わえます!
食レポなので少し通ぶってみましたが、かしこまった店でもないし、食べ方に大将が口出しすることもありません。笑

蕎麦を食べ終わると、蕎麦猪口は大将の元へ戻されます。残った蕎麦つゆの量を加減し、蕎麦湯が注がれ、柑橘の皮が少し入れられて、目の前に再登場。
蕎麦湯が、飲み放題セルフじゃないところが好きです。何度か通ってますが、蕎麦湯のおかわりができるのか疑問でした。勇気を出して、おかわりを聞いてみると、なんと、できました!満足できる蕎麦屋さんです。



天婦羅 天安

てんぷらも好きな料理です。会社の近くに夜に行くお店はあるのですが、どうしても昼に食べたい!!その思いから最近いくつか大名周辺であたってみました。

会社のすぐお隣にお昼から食べれるお店が1件あるのですが、ここの大将どうやら病がちで時折長期の養生休暇をとるので安定感に欠けます。店先には正直に病名まで書いた休みの張り紙が張っているので前を通るだけで大丈夫かなーと心配させられるお店でもあります。

退院されたそうで、安心・・・!

この近辺で、天ぷら屋と言えば"ひらお"でしょう。以前は天神の方にありましたが、入居するビルの解体工事によって大名に移転してきました。天神にあった頃は、西村と開店前に並んで食べてから出社なんてことも何度かありました。野菜定食にトッピングで豚をつけるのが私の定番です。

ただし、"ひらお"はサラリーマンが限られた昼休憩の時間で食べに行くにはリスキーな天ぷら屋でもあります。いつも長い列ができるからです。回転は速いので並んでいる割には早くありつけるのですが、もう少しサクッと入れる美味しい天ぷら屋はないか、と。。見つけました!



昭和通りと大正通りが交差する"大正通"交差点の角にある"天安"です。"てんやす"と読むのか"てんあん"と読むのか分かりませんが、以前から少し気にはなっていたお店です。



【住所】福岡市中央区舞鶴3-1-1
【営業時間】11:30~14:00
17:00~21:00
【定休日】日・祝日
【電話番号】092-781-1094
福銀赤坂門支店や区役所に寄った際に私には都合の良い立地です。ただ、今まで避けていたのは店構えです。雰囲気があって良いと言えば良いのですが、お客入ってるのか!?とか昼と言え意外と高いのでは!?なんて、外にメニューも何も出しておらず、むしろ開いているのかさえ分かりづらいお店だからです。(一応営業しているときは、営業中の立て札が出ています。↓)



店内は5,6席のカウンターと畳上の4人席が2,3テーブル。商売繁盛の猫とか福助(いたような)、神棚、相撲の番付、ウミガメのはく製等々なんとも昭和感漂う店造りです。

大将と奥さんの老夫婦とお昼時はお手伝いもう1名でやりくりしているようです。外観では、お客入っているのかな、でしたが、店内は驚くことなかれ、昼の1時には満席状態。

カウンター脇で、大将が天ぷらを揚げ、その奥の厨房で奥さんが、食材や白飯、みそ汁、漬物を提供する、息の合った長年の連携プレーでサクサクッと客をさばいていきます。

ここの天ぷらの特徴は、食材が小ぶりであることです。ひらおを含め、ランチの天ぷら屋は食材が大きい所が多い中で、ここは小ぶりで種類が多い。定食は、竹(1,000円)と松(1,300円)の2種類ですので腹具合で量を調節下さい。松は、海老3尾、キス・アジ、野菜4,5種って感じです。(白魚がもう1尾あったような)





こういうお店の大将って頑固で挨拶もないイメージですが、ここの大将は食べ終わって店を出る際は、作業中でもお客の目を見て"ありがとうございました!"って言ってくれます。
こちらこそ"ご馳走様でした!"でお返しです。(^_^)



世にも奇妙な・・・

ゆる~く書いて落ちがないので、夏ですし、"世にも奇妙な天ぷら屋"の小話を1つ。


ある天ぷら屋があった。

住宅街にポツンと佇む天ぷら屋で夫婦で長く営んでいる天ぷら屋。

大将は客に背を向け天ぷらを揚げ、奥さんが給仕をやっている。

夫婦はどちらも不愛想と言っていいほどの無口っぷりで、"いらっしゃいませ""ありがとうございました"さえも口にしない。

ある男が息子を連れて客として入る。普通の天ぷら定食を2つ頼む。普通の天ぷら定食が2つ出る。

これが、バカ上手い。愛想の悪い店だが、天ぷらは格別に上手い。

しかし、男は戦後なすびを食べ過ぎて、今ではなすびを食べない。なすびの天ぷらを息子にあげて息子が食べる。

"ありがとうございました"の店主の声もなく勘定を済ませ、2人は店を出る。

また、時が経って、男は1人で、この天ぷら屋に入る。愛想は悪いが、あの味が忘れられない。

天ぷら定食を1つ頼む。天ぷら定食が出てくる。

ん、今日はなすびが最初から入っていない。食材は時々種類が変わることは珍しくない。

男は、なすびが無いので全部完食する。無言で勘定を済ませ店を出る。

次に、男は再び息子を連れて、この天ぷら屋に入る。

天ぷら屋定食を2つ頼む。天ぷら定食が2つ出てくる。

男の天ぷら定食には、今日もなすびがない。が、、息子の天ぷら定食にはなすびが入っている。

また暫く時が経って、男は息子と天ぷら屋に行く。

やはり、男の天ぷら定食にはなすびが無いが、息子の天ぷら定食にはなすびが入っている。

・・・・・・

今はもう、その天ぷら屋はない。


この男とは私の父親、息子は私で、長崎に実在した天ぷら屋です。名店と言われる、というか名店と一方的に呼んでいたお店が高齢化や後継者問題で次々と姿を消していきます。ちゃんぽん屋、とんかつ屋、どじょう屋、すし屋・・・・・

"淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし"
消える一方で、新しい名店になるべく頑張っているお店も出てきています。陰ながら応援してまいります。


お隣の天ぷら屋さん、お大事に・・・。



前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。