【メルチャリ】アプリ上に存在するけど、実際行ってみたら存在しない【対処法】

こんにちは、URUFUの前川です。(^_^)

皆さん、今の時代は"携帯電話でお買い物"の時代なんですね。私は物をめったに買わないし、買うとしても実際に見ないと買えない退嬰的人種であり、常々生まれるのが遅かったと思っています。

個人は時間をどう使おうが自由ですが、会社(ビジネス)の一員としては、スピードが要求されます。ホッチキスの芯がない、コピー用紙がない、という時アスクルさんには助けられています。こんな私でさえ、この時代の恩恵を受けていることは事実です。



フリマアプリ

スマホお買い物からさらに発展して、携帯電話を使って個人同士が物品を売買するシステムとして"フリマアプリ"が出てきました(とは言っても5,6年の歴史があります)。

フリマアプリとしては大手ヤフオク!、楽天など名前だけは聞いたことがあります。そして今回注目するのはメルカリです。これまで30代以上の男性が多くの利用者割合を占めていましたが、メルカリは20代、30代の女性を新たな客層にターゲットした、又はそこにヒットしたフリマアプリの会社です。

男性利用者も増加しており急成長している、とか。この度福岡に同会社のカスタマーセンターを置いたことで、福岡市の進めるサービス産業集積に勢いがついた形であります。

改めてフリマアプリとは、携帯電話を利用した個人と個人を繋ぐフリーマーケットの仕組みです。
フリーマーケット・蚤の市・バザーといった名前で、昔から個人同士を結ぶ市場は存在しています。公園、境内、教会、幼稚園などで日曜日に開かれる、あれです。これを全国規模、24時間365日、しかも自宅のリビングで売買できるよう身近にしたものがフリマアプリですね。



捨てる神居れば拾う神あり

自分の持ち余る財を、他人の持ち余る財と交換する物々交換により、商業や貿易が生まれたことを考えると、元来あったCtoCにもどったシステムとも言えます。もちろんプラットフォームたるWebサイトやスマホアプリが育った故の再来の産物です。

一方、物品一つに主体を置くとフリーマーケットには"シェアリング"の概念も含まれています。

Aさんに価値のあった物品が時期が移り、次にBさんにとって価値が出てくる。
古着、ベビーカー、中古住宅が良い例です。大量生産、大量消費の時代が終わり、エコや節約・効率という次の時代への転換(時代のサイクル)にマッチして成長している分野なのかも知れません。



メルチャリにさっそく乗ってみた

そんなシェアリングの概念から、メルカリがメルチャリというサービスを!
東京大阪など大都市に加えて福岡市でもメルチャリの試験導入が始まりました。
実は今年2月から導入はされていましたが、6月より福岡市とタイアップすることにより公共施設にもポート(駐輪基地)の設置が可能になり、より使いやすいサービスを提供することが期待されます。とは言え、違法駐輪、個人の独占使用、郊外化、ネットワーク環境などにまだまだ改善点が必要と思われます。それが実証実験ですから、そこを探るのが目的なのでしょう。


メルチャリの使い方は、いたって簡単です。アプリを起動すると、地図上にどこにメルチャリがあるのか表示されるので、その場所まで行きます。

↓このように後輪に、バーコードがついています。(便宜上、モザイクかけてます)


↓携帯にバーコードをかざすだけで、簡単に鍵がガチャっと開きます。


そして専用ポート(駐輪基地)まで返却して施錠して、終わりです。(施錠するまでずっと課金され続けます!)乗り捨てOKだと思っていたのですが、調べると禁止ということ((((;゚Д゚)))))))!
禁止なのにアプリ上にはふつうに、ポート外にあったりします。道を歩いてると放置されたメルチャリも見かけます。でも利用したい時に、たまたま近くに乗り捨てられたメルチャリあったらラッキーですよね(なかなかありませんが。笑)

乗り捨てられたメルチャリを元のポートに戻すと15分無料券もらえたりします。GPSで把握されているのであんまり乗り捨てばかりしてると、メルカリから連絡も来るみたいです。



メルチャリの問題に遭遇!

最初は、メルチャリに乗ってみた!という記事にしようと思っていたのですが・・・なんだか面白くて、3日間連続でメルチャリを利用してると様々な問題に遭遇したんです。



その1、鍵が開かない

いつも通り、アプリにバーコードをかざすと・・・鍵が開かない(((;゚Д゚))))))!これは焦りました。遅刻して朝からガミガミ怒られるかもと思うと、冷や汗が・・!

この場合は簡単でした。自転車に書いてある電話番号に電話してバーコード番号を伝えると、5秒も経たずに鍵が開きました。なんか遠隔操作みたいで、びっくりでした!無事遅刻せず出社。やれやれʅ(◞‿◟)ʃ


その2、メルチャリがない

今日もメルチャリ乗るぞ〜と思ってアプリを起動して自転車を探していた日のことです。ポートに空き自転車がなかったのですが、近くに放置自転車を見つけたので、その場所までバスに乗り、歩いて探しに。

・・・ない。

でも確かにアプリでは存在してる。・・・・なんで!?



それから周辺をいくら探してもありませんでした。が、その時の場所が天神ということもあり100m圏内に放置自転車が他に2台あることを確認!

根気強く探しましたが、1台もありませんでした。合計3台探せどなかったんです。結局その日は乗れませんでした。

天気も良く暑くて汗だくになりながら探したのに!と思うと、納得できずどんどん苛立ちが。なのでチャットを使って問い合わせてみました。







じゃあズレないようにしてくれ( ̄ー ̄)
こういうのってリアルタイムで稼働してないと意味ないですね・・・。 逆にアプリ上ではポートに空きなしと表示されていても、実際には空きがあったりすることもあります。



その3、支払いが来ない

無料券使用以外に、確かに、メルチャリ乗ったのに支払いこないな〜実証実験だからタダなのかな〜なんて思っていると

ちゃんと来ました。月末に締め切られて、翌月の頭に1ヶ月分きっちり請求されます!実証実験は関係ナシ!笑


ちなみに、料金は1分、4円。 ということは3時間、720円、6時間、1440円・・・、高いか安いかは使い方次第ですが、料金設定も実験のうちでしょうね。同じようなシステムのタイムズカーと比べると、15分、206円、6時間パック、4020円なので、1分当たりの単価比は約3倍です。自転車の約3倍で自動車は買えないので費用に対する利益は、メルチャリの方が断然高いことになります。



実証実験都市

民官問わず実証実験は都市単位で行われてきました。市場の大きい東京をはじめ全国展開する前段階で、1つの都市に絞り新商品や新しいサービスの市場投下を行い、費用対効果や改善点を調査します。

選ばれる都市の条件は、人口分布や所得、趣向が平均値に近いこと、隣接都市の影響を受けにくいこと、がサンプルを取るために必要です。近年は、商品によって、何を実験したいか、どのくらいの期間でサンプルを取りたいか、など多様な実証実験が多様な都市で行われています。

福岡市が実証実験都市として多く選ばれているのは上記の大前提をクリアしていることはもちろん、新しいものに熱しやすいという県民性も影響しています。また、その土壌で育った市長が促進している実証実験フルサポート事業が大きく寄与していると思われます。

かつての地方都市は企業誘致に懸命になりました。しかし、1時代を過ぎると何らかの要因で企業が撤退し、町全体が急に寂びれるという経験を持った地方都市を目にしてきました。
福岡市は今ただ呼び込むのではなく、新産業を生み出す、育てるところから支援しています。国家戦略特区で認められた規制改革や税制優遇措置などを利用して、新規企業の集積と誕生の循環を構築しようとしています。

実証実験を多く受け入れているのも将来の産業育成の礎です。1市民としても、他に先駆けて新しい商品やサービスを体験できることは楽しみがありますし、そんな新しい企業の試みを陰ながら応援していきたいと思います。

まとめ

かつて全国の放置自転車実態調査で断トツのワースト1の不名誉を持つ天神地区です。そもそも利用者のマナーの良し悪しを考えることが当然ですが、少しだけ肩を持つならば、市内に自転車族が多過ぎ、停める場所が不足している現状があります。



確かに福岡市内は平坦でコンパクトシティなので自転車1つで大抵の生活圏はカバーできます。また、福岡は若者率が高く、自転車が単なる移動手段としてだけでなく健康志向のためやお洒落の一環として使われているとも言えます。

メルチャリは目立つ赤地に黒字でMerchariのロゴ、形もコンパクトでスタイリッシュです。タイヤが少し小さく、非電動なので長時間には向いていませんが、ギアは3段階あります。

実際に利用してみて思ったことは、乗りたい時に確実に乗れないのがつらいですね、タイムズレンタカーのように事前の予約制度などできたらいいな〜と思います。

自治体福岡市としてのメリットは、メルチャリの普及によって自動車流入の抑制、来訪者の回遊性向上、放置自転車の減少を挙げています。まだまだ時間と改善点が必要ですがトライ精神は素晴らしいですね!

極論、マイ自転車に敵うものなし。



前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。