【もう一度】ベランダ手すりのへこみ 空き巣?ストーカー?【防犯意識を】

こんにちはURUFUの前川です。╰(*´︶`*)╯
4月から進学や就職で福岡に住み始めた方も多いのではないでしょうか。特に福岡市は比較的女性の数が多い町としても知られています。

今日は特に1人暮らしマンションにお住いの女性の方に向けてのブログです。

当社の管理する賃貸マンション(1DKタイプ)にお住いの方から受けた報告です。もっと言うと、入居者である娘さまのお母さまからの報告です。

1カ月に1度程、娘さまの様子を案じて来福時に娘さまの部屋に来ているそうで、前回の訪問の際には無かった(と思われる)ベランダの手すりの一部へこみを不審に思って、こちらへご連絡いただきました。



ベランダの手すりが折れ曲がってる

実質的な損害は、ベランダの端の手すりの一部が何らかの加圧により曲がっているというものです。
勿論簡単に折れたり曲がったりする素材ではありません。ですが、手すりの端なので支えが弱く、ある程度の圧力でへこんだのではないかということです。

上の階から重いものが落ちてきた可能性が無いとは言えませんが、垂直に立つ建物の上の階のベランダから重いものを落としても、下の階のベランダ手すり(壁より少し内側)が破損することは考えにくい・・・。

少し怖いですが、誰かが手をかけた、とか足をのせたためにへこんだと考える防犯意識を持っていることは大切なことです。



管理会社も居住中の家の中は分からない

賃貸マンションの躯体や共有部の異常、劣化、破損等は管理会社が普段の管理業務の中で気が付く場所ですが、個々のお家の玄関ドアの向こうは退去日まで様子をうかがい知ることはできません。

ですので、入居者と共に入居前と退去時の状況を知っておくことはトラブル防止においても大切なことです。



管理会社への報告

幸いにも今回は何らかの原因で手すりの一部がへこんでいたという物損だけで、室内はもちろんベランダ(洗濯物など)にも何一つ変化や被害は無かったため、どこに連絡していいか分からなかった、または連絡すべきかどうかも分からなかったと入居者からご連絡を受けました。

今回の場合に限らず、あれ?と疑問に思うことが起きたら、被害がなかったとしても管理会社には連絡をした方がよいでしょう。もしかして同一マンションで似たような事例が重なって起きているなら明らかにそれなりの対応をしなければなりません。



今回の対応

お母さまからのご連絡の後、入居者である当人にもご連絡し、詳しくヒアリングしました。実際当人はそのことにも気づかず不安感を持っていないご様子でしたが、報告を受けたからには、こちらが心配になります。

・警察への報告
被害にあったり事件性がある場合は、必ずすぐに110番なり最寄りの交番に連絡することです。
今回は被害らしきものが無かったり、いつ破損があったのか自体が不明だったこともあり、気がつかれた時に私の方に連絡した次第です。
当人からのヒアリングの後、私の方から警察署への連絡をして、周辺地域で同様の事例は頻発していないか等を調べてもらいました。
結果は、特出する報告を受けている地域ではない、ということでしたが原因は不明のままなので不安は残ります。
お母さまにはその旨の報告と、なお不安であれば警察からの防犯指導も受けられる、ということを伝えました。

・オーナー様への報告
管理会社からオーナー様に報告することも必要です。
造作を必要とする場合は、オーナー様の許諾や伴う出費が出てくる可能性があるからです。
実際に構造的造作の場合は建築確認や施工の問題が出てくるので本当に難しいところです。
今回は、報告と状況確認をして社内の取り組みでできる範囲の物的対策(防犯に関わるためここでは記述を控えます)を講じることにしました。



費用のかからない防犯意識

・入居者ができる防犯意識
一般的に空き巣被害の原因として多いのが無締り(施錠のし忘れ)であり、全体の半分以上がこれにあたります。

私の祖父の家は昔(いや今もかな)なんと24時間365日無施錠で、住人がいなくても近所の農家や漁師が台所に差し入れを置いていくような平穏なところでした。
福岡市内は比較的安全な街ではありますが、多くの人が住んでいますので無施錠の安全さは保証できません。むしろ危ないですね。

また女性の一人暮らしの方は、外から一見して女性が一人で住んでます感を出さないよう工夫することも必要です。 初めて一人暮らしで、まだ習慣づいていないこともあるかとは思いますが、カーテンを閉める、窓の施錠をする等、日頃から習慣づけることが大切です。

通学や通勤の時だけでなく、ちょっとコンビニへ、ちょっとゴミ出しへ、という時も気をつけておく必要があります。



さいごに 管理会社ができる防犯意識

物件の環境をよく保っておくことは入居者の方に対しての仕事の一つですが、防犯意識の高い建物であることをアピールし犯罪の動機を削ぐことにも寄与します。

郵便ポスト、駐輪場などきれいに保つことは、管理業務の一つではありますが、外から見ると、入居者の方々の日ごろの習慣がきちんとしているんだなという印象を持たせることができます。

ごみの分別にしても無分別で回収されていないゴミ袋を分別しなおすこともやりますが、一義的には入居者の習慣、意識で対応できることです。共同住宅の場合、自分はしっかり意識していても中の1人でもルールを守らなければ建物全体が荒れてるように見られますよね。

そのようなことがないようサポートするのも管理会社の役目の一つでもあると考えています。

冒頭のベランダ手すりのへこみの原因究明を引き続き対応していこうと思っております。



前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。