【六本松421】渋滞する理由を調べてみた

先日、JR九州グループにより開発された複合施設「六本松421」が開業しました。
私の高校の同級生数名は、かつての九州大学六本松キャンパスに通っていた者もおり、このような変貌を遂げるとは思っても見なかったでしょう、、!
ちなみに「421」の由来は福岡市中央区六本松4丁目2−1の住所からきているみたいです。


「六本松421」についての情報は、種々の情報サイトやブログ等で紹介されているので、今回は地域住人として、別の視点から、この地域の素人分析を勝手に...今回は、周辺の交通事情を探ってみました。


とにかく時間帯で渋滞する!

国体道路から護国神社から枝分かれした六本松大通りと油山まで続く油山観光道路、それから桜坂・薬院へと続く城南線が交錯した地点になります。
それぞれ片側2車線を持つ主要道路であるため、一般車だけでなくトラック、営業車両、そして西鉄バスが、ひっきりなしに行きかっています。慢性的な渋滞ポイントとまでは言いませんが、時間帯によっては一時的な渋滞を作り出す場所になります。


【渋滞とは...?】

交通渋滞の定義は、道路管理者や交通管理者ごとに異なっている。
例えば、警視庁では統計上、下記を渋滞の定義としている(警視庁交通部 交通量統計表)

一般道路 : 走行速度が20km/h以下になった状態
高速道路 : 走行速度が40km/h以下になった状態
Wikipediaより


世間一般的には、自動車の列が数珠つなぎになった状態を渋滞と呼んでいるが、渋滞長がいくら長くても、1回の青信号で信号待ち車列が全て捌ける場合は、一般には渋滞とは呼ばないとのこと!
渋滞の内容は様々で、例えば20km以下で走行している状態でも、停止して車列が動かない状態であっても渋滞である。車列の長さについても、正確な距離が定められているわけではないが、連なる自動車の列の長さが1キロメートルを越えた状態を渋滞と言っているらしい、、!

私の渋滞の定義は"信号が青なのに進行しない道路交通状態のこと"なので、前の人がもたもたして青信号なのに進めなかった時は、たった1台でも渋滞に引っ掛かったと考えてしまいます。という訳で、六本松界隈は時間帯により渋滞が発生するとみなすことにします!( ˙-˙ )


六本松大通り

六本松大通りには、地下鉄七隈線六本松の出入り口にバス停があり2車線のうち1車線はバス専用の車線といっても過言ではありません。「六本松」停留所だけでも、快速普通合わせて20以上の路線が走っています。さすが日本有数の所有台数を持つ西鉄バスですね。(1日あたり地球10周分走ってるだけある!!)


しかし、護国神社→六本松→別府の流れ自体は、滞っているようには思えません。この地域の渋滞を生み出している元凶は油山観光道路と城南線にあるのではないかと考えます。


油山観光道路

油山観光道路は、油山まで通じる綺麗な一本道です。中央区から城南区に入ると道幅の狭さを感じます。
地下鉄の通っていないこの地域を結んでいる道路であるため、地域住民の唯一の足となるバスの停留所が数百m毎に設置されており流れを止める要因となっています。

また、今後裁判所が出来上がったら、もう一つ信号が稼働し始めるため道路交通の流れを止めることになります。そして、法曹関係者が本格的に住み始めた場合、これまでの学生とは違い一般車の保有率が高くなり益々車渋滞の懸念が出てきます。


道路の拡張という抜本的解消は難しいでしょうから、別の案を(勝手に)提唱しますと、


【1】魔の三角地帯(仮称)の有効利用

城南線が、かつての路面電車の軌道後を利用しているため、その名残で六本松大通りとの交差がややイレギュラーとなっています。残された三角地帯が陸の中洲のようになっており、何とも変な地域(バスルート)です。
交通渋滞の緩和の為か、油山方面から天神方面に向かうバスは下図赤線のルートを走行します。鋭角カーブはタイヤのキュルキュルする音が激しく聞こえます。

ここで私の勝手な提案を致しますと、この三角地帯を更にして欧州風のロータリー式交差点にするのは如何でしょう。道路拡張のために何キロにも渡る道路沿線のセットバックを促すより時間と費用は少なくて済むのではないでしょうか。
※この三角地帯にお住まいの方及びお店を営んでいる方には失礼な提案ですが、勝手な妄想ですのでご理解ください。

ロータリ式交差点の利点は、信号が要らない、降り口(曲がり口)が分からない時はグルグル周わりながら決められる、観てて面白い、といろいろありますが、どうでしょうか。


【2】A・B・Cの流れをスムーズに通す信号切換


この3ルートの交通をスムーズにするためには、大きくこの3カ所の信号の切り替えタイミングを上手く連動させなければいけません。
もしかしたら、交通局の賢い人たちが既に考え抜いている現在の切り替えタイミングかも知れないので、これについてはこれ以上の分析は控えます。d( ̄  ̄)


【3】城南線との交差地点を立体化

このポイントは、歩行者信号もあるので切り替わりが早く、薬院から六本松にかけては慢性的に車が溜まります。一層のこと、城南線だけ独立させて道路を立体交差させたらいいんじゃないか、と六本松大通り利用者として(勝手に)思います。
ここの真下には地下鉄七隈線が走っており、地下利用は難しいようなので、地上を使いましょう。

これでやっと私の通勤ルートの渋滞解消が図られます。

まあ、、現実的に考えると、この地域の交通事情は今後の発展に伴い良くなることはないようです。あちらを立てればこちらが立たぬ、といった具合で、モータリゼーションの発達の也の果てかも知れません。



六本松の交通事情 まとめ

もう少し広いmapで見てみると分かりやすいです。


大濠公園、福岡城、護国神社等々の地域と南公園等の桜坂の山に挟まれた唯一の中通りに六本松が位置しています。
博多や天神から西方面に一般道で向かうためには、六本松を通過することは必然と言う地形になっています。



六本松に手を加えずに抜本的改革を行うためには、桜坂から南公園の下にトンネル道路を建設して筑肥新道に抜ける道づくりが解決のもう一つの方法だと思います。


昨日は、中秋の月でしたが、見ましたか?
渋滞や信号待ちで、空を見上げてのんびり構えるのも良いかもしれません。普段見えないものが見えてくるかも知れません!

前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。