【悲報】地下鉄に広告を出した残念な結末

こんにちは、URUFU(ウルフ)の前川です。


今日は、当社「URUFU(ウルフ)」発足当初のブランディング戦略でどの広告媒体が良いか検討し福岡市営地下鉄の車両広告をやってみた時のお話です。

開業する前、開業してから、仕事は無いけど準備することはいっぱい

昨年の今頃 URUFU(ウルフ)は福岡市中央区大名で生まれたわけですが、法人を立ち上げたというのは会社法や会計上の起業であり、まだ法務局に届け出ただけでは"不動産業務"を行うことはできません。


不動産の免許登録など役所が絡む作業があってから、やっと不動産業務ができるのです。
役所が絡むということは、例に因って例の如く2カ月程かかります。
当社の場合、5月12日に申請を出して免許が下りたのが7月15日でした。
これでもスムーズな方とのこと。


これが宅地建物取引業者の免許証です。
これがないと不動産のお店ができません。

この免許が下りるまでの2カ月の間は、"業"はできませんが、細々とするべきことは山程あります。
ここは、どの業種でもあまり変わりありませんが、ざっと思いつくだけでも下記のようなもの。


実際のパンフレット

URUFUシールも作ってみました。
実際には貼る場所ないので傘とかキーカードに貼っています。
今思えば無駄な経費(かも)!

弊社ではドローンを使用する機会もあるので、ドローン使用時の安全ポールに無理やり使ってみました。  

まあー、悪くない。


小さな会社の少ない人員の事務所ですが、何かと一から準備するって大変なことですね。

いざ宣伝!でも何が効果的?

なんとか免許も下りてようやく"不動産業"の開始です。
やっと宣伝広告も始められる、という訳で、どういった媒体が費用をかけずに効果的か考えるわけです。

その気になって街を見回すと様々な広告で溢れています。
看板、のぼり、電柱、消火栓案内板にも、車やバスにも。新聞や地方紙、専門誌にも広告は載っています。

電柱広告



某不動産の電柱広告


福岡市内の電柱広告は、年間30万円程度です。 
http://fukuoka.kurakougei.com/kakakuhyou.html  
電力柱電柱価格表

思ったこと(あくまでも個人的感想です)

視認性はあるが、あまりにも限定的で路面店ではない当社にとっては効果が薄いと予測される。



某不動産の専用営業者

思ったこと(あくまでも個人的感想です)


当社は専用車の所有がないため無用



当社の専用車(タイムズさんのカーシェアです。)

バス広告

某遊戯店のバス側面広告


http://www.nishitetsu-media.com/traffic/bus/
西鉄メディア

思ったこと(あくまでも個人的感想です)

視認性と広範囲での広告媒体ではあるが、路線を選べないといった不明度が高いため弊社には合わないと判断

専門誌への掲載


専門誌への掲載

思ったこと(あくまでも個人的感想です)

時々試みても良いと思われる

街中の大きな看板


街中の大きな広告看板

思ったこと(あくまでも個人的感想です)

あまりにも(お値段が)高いため弊社には難しいと判断

車両広告


いろいろ検討し費用対効果を考えた結果、福岡市営地下鉄の車両広告を出すことにしました。

https://subway.city.fukuoka.lg.jp/adv/
参考:福岡市交通局  福岡市地下鉄広告のご案内


地下鉄の車両内だけでも、どれほど広告場所があるのかが分かります。

ドアのガラス部分は、良い場所でもあり料金も手が出せる範囲でしたが、地元大手不動産会社の通年の特等席のようで、入り込む余地がありませんでした。

費用や掲載場所、掲載期間を考慮して、窓上広告をすることに決めました。


サイズ:縦×横(mm) 257×515
仕様:カード四六版31㎏相当
掲載期間:1か月
掲載路線:空港線 全車両
費用:17万円

完成デザイン



躍動感と西村がこだわったURUFUの旗!
この良さが、貴方に伝わるだろうか?


《地下鉄の利用者数  路線別》

平成27年度 各路線の輸送人員(一日平均)は、以下のようになっています。

空港線・箱崎線  358,917人
七隈線       67,534人

https://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway/about/pdf/subway_all.pdf
参考データ:福岡市地下鉄 事業概要 


11月から2カ月の間、このような窓上掲載をしてみました。
1か月で少しキャッチコピーやデザインを変えてみながら。


反響はいかに・・

正直に結果から申し上げると、
地下鉄広告による反響は、想定どおりにはいきませんした。


これは市営地下鉄の宣伝効果に問題があったわけではありません。
実際に"見たよ"、"見ました"の意見を聞くことができましたから。

ただ、不動産というありふれた業種であり、競合他社もある中でインパクトのある作品ではなかったのかも知れません。
ありふれた業種ですが、やっているサービスは他とは違うんですよ!という、その違いを前面に出すべきだったのかも知れませんが、あの紙面の大きさで伝えるのは難しいのかもしれません。


次に機会があれば、

なんてのはどうでしょう?(冗談です。)
この手はいかにも素人的発想しか浮かばない・・・


この時は、紙面作りを通して、サービス内容のアピールや他社との違いといったことを改めて考える良い勉強になりました。

ターゲット、時期、デザイン、キャッチコピー、そもそもニーズ、といった総合的な判断をしなければなりません。
"知名度を上げる"という宣伝広告には近道がないことが分かりました。


広告で知名度を上げるより、地道にコツコツと真面目にやりながら、利用者の口コミなどで知名度が少しでも上がっていくことを期待しています。

これからもURUFU(ウルフ)を宜しくお願いします。

前川和俊

不動産売買デベロップメント(株)一社員 開業支援のコンサルティング会社を経て、個々の独立開業のお手伝いをしてきました。 不動産との係わることはこれまでにもありましたが、本業として不動産業に携わるのは初ですので、 業界の疑問点や改善すべき慣習にピュアに取り組んでいます。 福岡を主に九州他県や地方からの情報発信を行ってまいります。