【不動産裏用語ベスト5】 不動産会社に行く時は気をつけんといかんよ!

2017/08/19

本日は不動産裏用語について。

様々な業界にも裏用語があると思います。今回は特に私の嫌いな不動産裏用語ベスト5をご説明します。
不動会社に来店する機会があったら、耳を澄ませて聞いてみてください。
こんな用語を話す不動産会社にはご注意ください!

  1. きめ物、あて物
  2. 乗っけ
  3. おとり物件
  4. 囲い込み
  5. 抜き

1.きめ物、あて物

人は何か決断する時に、比較する物があると決断しやすいものです。
実際に私もそうです。
きめ物(決めたい物件)を引き立たせる為に、あて物(決め物より悪い物件)を先に見させて最後に決め物を見せてお客様に決断させます。
「先程の〇〇物件よりも明らかにこちら物件の方が条件いいですよ。
私はこちらの物件をお勧めします!!」と言った決め台詞を使います。

2.乗っけ

賃貸の初期費用に、敷金、礼金、仲介手数料等があります。
不動産会社の報酬は仲介手数料(賃料の1か月分)だけです。
しかし、悪徳な業者は仲介手数料だけでは満足できず、正規礼金1か月を→3か月といったように多くお客様に請求する事があります。
さらに悪徳な業者だと、様々な項目で請求する事もあります。
「仲介手数料無料」をキャッチフレーズに集客している業者にも注意が必要です。
仲介手数料無料では不動産会社は成り立たないのでこのような形でお客様に請求している可能性もありますので。

3.おとり物件

既に募集中や売却中でない、人気架空の物件をインターネット上に掲載し集客し、他の物件に誘導します。
以前暮らしっく不動産の門伝さんが記事を書いているので、こちらの説明を見た方が分かり易いと思います。
https://www.kurachic.jp/column/519/
おとり物件(暮らしっく不動産)

4.囲い込み

売主様からお預かりした売却物件を自社だけで囲い込んで他社仲介会社に紹介しない事です。
基本的に売却の媒介契約を締結した不動産会社はその物件を国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(レインズ)に登録する義務があります。(多くの不動産会社で情報を共有し、お互い協力しようという機構です。)
しかしレインズには登録するのですが、実際は他社仲介会社には紹介しない仲介会社さんもいるようです。
理由は両手取引を目指す他社仲介会社は、他社のお客様で成約すると片手取引(仲介手数料が半分)になってしまうからです。
レインズに登録されている物件の仲介会社にお電話で、「まだ物件のご紹介は可能でしょうか?」と問い合わせましたが、担当者が「契約予定で紹介できません」との回答がありました。
しかし翌日現地に行くとオープンルームをやっていたという経験があります。

5.抜き

不動産会社は不動産オーナーと媒介契約を締結後に、その不動産会社が窓口となってお部屋の募集や売却を行います。
悪徳な不動産会社は、窓口となっている不動産会社を介さず直接不動産オーナに「既にお客様を持っているので当社と媒介契約を締結してください!」といったようにアプローチし媒介契約を抜きに入ります。抜きが発覚すると業者間でトラブルになるケースあがあるので、巧妙なやり方で行われます。

まとめと不動産探しのコツ

不動産裏用語のほんの一部をご紹介しました。
このような不動産裏用語を使っている営業マンにはご注意ください。
ほんの一部の営業マンだと思いますが。

不動産探しのコツは、ネット上で良い物件を探す事ではなく信頼のおける不動産会社をみつける事に労力を使うのが1番の近道です。

不動産業界の発展には営業マンそれぞれの品位を上げ、消費者の事を一番に考えて行動する事ですが、不動産消費者が「不動産教育」を受け理論武装する事も重要だと思っています。

大げさですが、これからも不動産業界の発展に貢献して行きます。

西村博貴

不動産売買デベロップメント(株)代表取締役 宅地建物取引士 ソニー不動産を退職後、九州不動産業界の透明化を目指し2016年福岡県にて 「不動産売買デベロップメント」を起業。 両手仲介を行わない不動産売買の売却のみ専門に行うサービス「URUFU(売る不動産)」の運営を開始。 趣味は旨いもの探しと読書。